テクニカル分析 RCIで仮想通貨の値動きを読む
値動きを読むための便利な道具として、順位相関指標というものがあります。これは、仮想通貨だけでなく、様々な市場で使われています。この指標は、ある期間の値動きの中で、今の値がどれくらい高い位置にあるのか、あるいは低い位置にあるのかを示すものです。通常の指標は、実際の値段そのものを見て計算しますが、順位相関指標は値段の順番に着目します。例えば、過去10日間で一番高い値段には1位、二番目に高い値段には2位といったように順番をつけ、この順番をもとに計算を行います。そのため、値段の上がり下がりの大きさにはあまり影響を受けません。値段が大きく動いても、順番があまり変わらなければ指標の値はあまり変わりませんし、逆に値段があまり動いていなくても、順番が大きく変われば指標の値も大きく変わります。この特徴のおかげで、一時的な小さな値動きに惑わされず、市場全体の大きな流れを読み取ることができます。まるで、森全体を見るために、一本一本の木ではなく、森の輪郭を見るようなものです。この指標の値は、マイナス100からプラス100までの範囲で動きます。プラス100に近いほど、値上がりしやすい状態を示し、マイナス100に近いほど、値下がりしやすい状態を示します。プラス80やマイナス80を超えると、値上がりや値下がりが行き過ぎている状態と考えられ、そろそろ流れが変わるかもしれないというサインになります。反対に、指標が0付近で動いている時は、市場全体が横ばいの状態にあることを示しています。 このように、順位相関指標は市場の動きを理解するための便利な道具の一つと言えるでしょう。
