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iPod指数:音楽プレーヤーから見る経済

音楽を聴くための小さな機械、いわゆる音楽プレーヤーの値段を調べて、世界の国の経済力を比べる方法があります。これは、コモンウェルス証券という会社が考えたもので、特に有名な林檎の会社の音楽プレーヤー、つまり広く知られている例の音楽プレーヤーの値段を比べるやり方なので、この音楽プレーヤーの値段指標と呼ばれています。この考え方は、同じ物が国によって値段が違うのは、お金の価値が違うからだというところに基づいています。例えば、ある国では1万円で買える音楽プレーヤーが、別の国では2万円もするなら、後者の国のお金の価値は半分しかない、というような具合です。専門的には、購買力平価という難しい言葉で説明されますが、要するに同じもので値段が違うなら、お金の価値も違うはずだ、という考え方です。世界中で同じ物が売られているのなら、それを比べることで、それぞれの国のお金の価値が簡単に分かるはずです。この音楽プレーヤーは世界中で売られているので、比べる対象として選ばれました。この値段指標の一番の利点は、分かりやすいことです。難しい経済の知識がなくても、音楽プレーヤーの値段を比べるだけで、ある程度、国の経済状態が分かります。もちろん、この方法はあくまでも大まかな目安であり、細かい経済の分析をするには向きません。色々な税金や輸送費なども値段に影響しますし、為替の変動も無視できません。とはいえ、直感的に理解しやすいという点で、この音楽プレーヤーの値段指標は画期的な試みでした。世界経済の複雑な動きを、身近な商品の値段を通して感じることができる、手軽で面白い方法と言えるでしょう。