仮想通貨用語 ウルグアイ・ラウンドと世界貿易
世界規模で様々な国々が貿易について話し合う大きな会議、関税と貿易に関する一般協定(ガット)の第八回目の多角的な貿易交渉は、1986年から1995年までの長い期間に渡って行われました。これは、ウルグアイという南米の国で開始が宣言されたため、「ウルグアイ・ラウンド」と呼ばれています。この会議は、それより前に開催された東京ラウンドでの貿易の自由化の流れを、さらに強く推し進めることを目的としていました。世界の経済活動が国境を越えて活発になる中で、貿易に関するルールをあらかじめ決めておく必要性が高まっていました。この会議以前は、サービスの取引や、創作物や発明などの知的財産権は、ガットのルールが適用されていませんでした。ウルグアイ・ラウンドでは、これらの分野も話し合いの対象となり、より幅広い分野を網羅した貿易の仕組みを作ることが目指されました。この会議には多くの国が参加しましたが、特に発展途上国も積極的に加わったことは注目すべき点です。しかし、多くの国がそれぞれの利益を主張し、意見をまとめるのは容易ではありませんでした。このため、会議は長期にわたり、多国間で貿易交渉を行う難しさを改めて示す結果となりました。ウルグアイ・ラウンドは、世界貿易機関(WTO)の設立につながる重要な会議となりました。
