テクニカル分析 ローソク足の基本:陽線とは?
値動きを見る上で、始値と終値の関係は大変重要です。これは、一定期間の価格の動きをロウソクのような形で表した図、いわゆるロウソク足の見方と深く関わっています。ロウソク足は、その期間の初めの値段(始値)、期間中の最も高い値段(高値)、期間中の最も安い値段(安値)、そして期間の終わりの値段(終値)の四つの値でできています。ロウソク足が陽線と呼ばれる状態になっている時は、終値が始値よりも高いことを示しています。つまり、その期間全体で見ると、値段が上がっているということです。これは、市場で買いたい人が売りたい人よりも多かった、つまり買い注文の勢いが強かったことを意味し、この後も値段が上がるのではないかと予想できます。例えば、一日の値動きを表す日足で陽線が出ている場合、これは取引が始まった時の値段よりも終わった時の値段の方が高かったことを示しており、短期間では値段が上がり続ける傾向にあると考えられます。また、一週間の値動きを表す週足で陽線が出ている場合は、その週を通して値段が上昇したことを示し、より長い期間で値段が上がり続ける傾向にあると予想できます。このように、ロウソク足が陽線であるかどうかは、一日、一週間、あるいはもっと長い期間といった、どのくらいの期間の値動きを見ているかに関わらず、値段が上がったかどうかを表す重要な要素となります。始値と終値の関係を理解し、陽線を正しく見極めることで、今後の値動きを予測する手がかりを得ることができるのです。
