仮想通貨用語 TIBORの基礎知識
東京銀行間取引金利、略して「TIBOR(タイボー)」とは、東京都内の銀行同士が、日本円を貸し借りする際の基準となる金利です。銀行は、日々業務を行う中で、お金が足りない時とお金が余る時があります。お金が足りない銀行は、お金が余っている銀行からお金を借ります。この時、貸す側は金利を提示します。TIBORは、この提示された金利の平均値を指します。具体的には、一定の基準を満たした銀行が、他の銀行からお金を借りる際に提示された金利を毎日報告し、その報告された金利から一部を除外した上で平均値を算出することでTIBORが決まります。この金利は、銀行間でのお金の貸し借りの指標となるだけでなく、預金金利や住宅ローン金利など、私たちの生活にも深く関わっている様々な金利の基準にもなっています。例えば、住宅ローンを組む際、銀行はTIBORに一定の金利を上乗せしたものを適用することが一般的です。つまり、TIBORが上昇すれば住宅ローンの金利も上昇し、逆にTIBORが下降すれば住宅ローンの金利も下降する可能性があります。TIBORは、全国銀行協会によって毎日公表されています。このため、金融市場の状況を把握するための重要な指標として、市場関係者に利用されています。TIBORの動きを見ることで、市場にお金が余っているか不足しているか、また将来の金利の動向などを予測することができます。つまり、TIBORは、金融市場の体温計のような役割を果たしていると言えるでしょう。
