仮想通貨用語 小さな政府:自由への道?
小さな政府とは、お役所の仕事は本当に必要なものだけに絞り、普段の暮らしや商売は、人々が自由にやり取りする仕組みを何よりも大切にする考え方です。一人ひとりの自主性と自由な経済活動を尊重し、お役所が口出ししたり、あれこれと規則で縛ったりすることを避け、市場での競争を通して、みんなが豊かになることを目指します。これは、昔、アダム・スミスという人が考えた自由主義経済という考え方がもとになっています。お役所の仕事は、国を守る、安全な暮らしを守る、裁判の仕組みを整えるといった、みんなが自分たちだけではうまくできない仕事に限るべきと考えられています。お役所が市場にあれこれ口出しすると、うまく回るはずの市場の働きが鈍くなり、商売の邪魔になることがあるので、できるだけ控えるべきです。小さな政府を実現するためには、大きな公共事業を減らす、規則を減らす、国がやっている会社を民間に売る、税金を安くする、予算を少なくするなど、色々な方法が考えられます。これらの方法で、お役所の収入と支出を減らし、人々が自由にやり取りする市場の仕組みを最大限に活かすことを目指します。また、一人ひとりが自分の行動に責任を持つことを重視し、生活が苦しい人を助ける福祉のサービスなども本当に必要なものだけに絞ることで、人々が自分の力で生きていくこと、社会全体が元気になることを目指します。ただし、小さな政府にすると、市場がうまく機能しなくなったり、貧しい人と裕福な人の差が大きくなったりする危険性もあるので、注意深く考える必要があります。
