指数平滑移動平均線

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テクニカル分析

GMMAで仮想通貨の値動きを読む

値動きを読むための大切な道具として、移動平均線というものがあります。これは、過去の決められた期間の取引が終わった時の値を平均してつなぎ合わせた線のことです。過去の値動きを滑らかにすることで、今、値動きがどちらの方向に向かっているのか、つまり上昇傾向なのか下降傾向なのかといったことを掴みやすくする効果があります。移動平均線の種類はいくつもありますが、よく使われているものの一つに、指数平滑移動平均線というものがあります。これは、略して指数移動平均線と呼ばれることもあります。この指数平滑移動平均線は、最近の値動きにより重点を置いて計算されます。つまり、より最近の値動きが、平均値に大きな影響を与えるということです。例えば、10日間の指数平滑移動平均線を考えてみましょう。これは過去10日分の取引が終わった時の値の平均ではありますが、10日前よりも9日前、9日前よりも8日前というように、より最近の値ほど大きな比重で計算されます。ですので、最新の値動きが平均値に強く反映されるのです。通常の単純移動平均線では、10日分の値動きは全て同じ比重で計算されます。一方、指数平滑移動平均線は、最近の値動きを重視するため、値動きの変化に敏感です。そのため、値動きの流れが変わる点をより早く見つけるのに役立ちます。特に、値動きが激しい仮想通貨の市場では、この特性は大きな武器になります。短期的な小さな値動きに惑わされずに、大きな流れを掴むために、移動平均線はなくてはならない道具と言えるでしょう。