売買委託手数料

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仮想通貨用語

隠れた手数料:ソフトダラーの仕組み

証券会社が、投資信託の運用会社といった大きな資金を扱う投資家に対して、株式や債券などの売買の仲介サービスに加えて、調査の情報や投資に関する助言といった追加のサービスを提供する取引のやり方のことを、ソフトダラーと言います。通常、売買の仲介を依頼する際の手数料は、その仲介サービスに対する報酬として支払われます。しかし、ソフトダラーの場合は、この手数料の中に追加サービスの対価も含まれています。つまり、手数料の一部が売買の仲介以外のサービスに使われているのです。これは、手数料の中に隠れたサービス料のようなものと言えるでしょう。具体的に見てみましょう。証券会社は受け取った手数料の一部を使って、外部の調査会社から市場の分析資料を買ったり、自社の調査担当者を集めたチームを作って投資の助言を提供したりします。運用会社は、こうしたサービスを直接買う代わりに、売買委託手数料という形で間接的に支払うことで、自社で負担する費用を減らすことができるのです。例えば、ある運用会社が証券会社に株式の売買を依頼し、その手数料として100万円を支払ったとします。この取引がソフトダラーの場合、手数料100万円のうち80万円が売買の仲介に対する報酬、残りの20万円が調査情報や投資助言といった追加サービスの対価となります。運用会社は、追加サービスを直接購入するよりも、ソフトダラーを利用した方が費用を抑えられる場合があるため、ソフトダラーは広く利用されている取引慣行となっています。しかし、手数料の中に何が含まれているのか分かりにくいという問題点も抱えています。そのため、透明性を高めるための取り組みも進められています。